「くらしと生協」子どもの未来アクション 活動内容のご紹介
「くらしと生協」子どもの未来アクション」【助成団体を訪問しました】
<プラットファーム>子どもの心を整える地域の場「子どもと若者の図書館」事業
2026.06.30
▲プラットファーム代表の北川様(右から2番目)
日本生協連では、全国の子どもたちの健やかな成長への願いから、「くらしと生協と子どもの未来アクションによる「子どもの貧困」活動支援への応援助成」として、子ども用品「すくすく応援団&Baby」よりお買い上げいただいた金額の一部を貧困をはじめとする子どもの問題に対して支援に取り組む団体へ2020年度から助成しております。
■イベントレポート
今回は、助成団体の一つである「プラットファーム」様の活動(6月30日 神奈川県横須賀市)をご紹介します。
6月30日(火)横須賀市にある私設図書館 キヌイチを訪れ、当日開催された「子どもと若者の図書館 おはなし会&上映会」に参加し主催のプラットファーム代表の北川様へ取材させていただきました。
場所は横須賀線衣笠駅から徒歩1分のアパートの2階。1部屋が図書室、もう1部屋が談話室として開設されていました。
▲懐かしい雰囲気の建物
▲押し入れを改造した本棚には様々なジャンルの本がぎっしり並んでいました
2022年に県営団地内に図書館を開設したことをきっかけに、2023年から神奈川県との協働事業を開始し横須賀市の補助金を採択するなど、行政との連携も行い、子どもの日常の居場所の提供から、個別に対応が必要な子どもに対する支援まで行っています。
子どもが安心して過ごせる場を考えたとき、とくに悩みや背景がなくともそこに本があれば気軽に行く理由(きっかけ)になるのではないかということから図書館という形の居場所づくりを始めたそうです。実際子ども同士が誘い合って来るケースが多く、取材当日も数人の中学生、高校生がお菓子を食べながら宿題をしていました。ここでは会員登録も必要ないだけでなく訪れた子どもたちの名前を聞くこともしないというのは印象的でした。
このほかにも不登校のこどもむけに大学と一緒に考えたメタバースの空間でのつながりの場の提供などの試みもあり、いきなり図書館に足を運びにくい状況の子どもたちの最初の一歩としているとのことでした。
子どもが自主的に訪れて安心して過ごせる場、地域の人とつながる場として日々運営されていますが、基本的にはボランティアさん(見守りさん)のご都合の良い日時に開館するスタイルなので常時開いているわけではないそうです。
▲今回訪れたキヌイチさんでは入口に月間の会館予定日のパネルが設置されていました。
横須賀以外でも私設図書館の運営が増えてきていますが、各地の図書館も無理せず気負わず地域とつながりながらこどものリラックスできる環境をつくることを大切にしているそうです。必要に応じて行政やさまざまな支援につなげるコーディネーターもいるので単なる居場所としてだけでなく福祉的な活動もされています。
今年12月からはあらたに家庭訪問型子育て支援事業(ホームスタートよこすか)をスタートするそうでホームビジター養成講座も計画されています。
くらしと生協は今後も、「子どもの未来アクション」を応援します。